RAW現像交換会が楽しすぎて、2晩夜を徹して現像してしまいました。すっごい楽しい。
モデルは勿論、撮影者、カメラが違うので、自分が現像しても決して自分の作風にはならず、二人の作風が混じりあったような新しい表現になるところが本当に面白いです。
前回の記事はこちら
今回はのんさん(@nn_doll806)にご参加いただきました!
のんさんとは撮影会を含め何回かお会いしているので、ドールちゃん達とのんさんの機材についてよく知っている分、すごくおもしろかったです。私はNikonユーザーでのんさんはCanon。もうその時点ですごくワクワク。
私ものんさんのおうちの子を撮らせていただいたことがあるのだけれど、のんさんが撮られたお写真はやっぱり断然可愛いですね。
現像していて思ったのは、のんさんはとにかく光の扱いがお上手!!私はストロボ使えないマンなので、絵作りが全然違います。ライティングものすごく勉強になりました。現像の時に弄れるところがまるで違ってくる。
1枚目:
まさに光の扱いが素晴らしいと思った一枚。もうどうやったってのんさんのお写真が正解なので、別の方向に現像してみようとすればするほど、お写真の良さを殺していく。もう私が現像しないほうがいい。
立体感がすごく綺麗で、奥の光や宝石のキラキラが印象的で素敵だったのだけれど、結果どちらも殺してしまった…反省。あえて立体感をなくして、ゲーム画面のCGみたいにしたかった。映画のワンシーンのようなイメージ。
そもそもCanonのRAWファイルのCR2という拡張子がどうしたって開けなくて、数時間苦戦した。おのれEOS 5D Mark Ⅳ(対応機種調べすぎて覚えた)。うちのエレメンツ古すぎてバージョンアップしても非対応だった。Canonの現像ソフトDLすればいいか~と思ったらCANONユーザー外には現像ソフトDLさせてくれなかった…悲しみ。Adbe DNG ConverterというDNGというRAW形式に変換するソフトが救ってくれたので、備忘録として記載しておきます。
2枚目:
この辺でもどうしたってのんさんのお写真の良さに引きずられて、現像に迷走する。私らしさとはなんだ。モデル、ライティング、写真が素晴らしすぎるので、可愛さを引き出すことに専念しよう。立体感、つややかさ、躍動感、あと唇の可愛さをいかに引き出すかにポイントを絞って奮闘した一枚。
3枚目:
なんだかちょっとのんさんのデータの扱いがわかってきた頃。こういう光で撮ったことがなかったので、そういうデータの現像自体が初めてでここまで苦戦したけれど、わかってくるとめちゃくちゃ面白い。のんさん本当光の使い方お上手だなあ。ものすごく勉強になります。
彩度マシマシ。浮き上がらせるように。ドール!という感じで。
4枚目:
このあたりから冒険がしたくなってくる鳩。いつも自分の写真にやる自分の色合いで現像してみました。彩度下げちょいレトロ調。
生きてるみたいに現像してみたかった。個人的にすごくお気に入りの一枚。私らしさとのんさんらしさの融合みたいな。
5枚目:
そして調子こきすぎて迷走する。冒険しすぎました。彩度下げマットな感じも可愛いかなって思ったんだ。ちょっと非現実っぽさをだしてみたかった。
6枚目:
5枚目で冒険しすぎたことを反省したので、ここからは、のんさんのライティングの良さを生かすこと一点に集中した一枚。すごいなーこんなお写真撮ってみたい。
7枚目:
彩度下げが続いたので、キラキラの光を生かしたくてベストな色合いをひたすら探した一枚。お気に入りの色が出せました。ライティング…大事なんだな…私も頑張ろう…すごいな…めっちゃかっこいい。
8枚目:
7枚目とは逆方向に現像してみたかった一枚。古い映画のワンシーンのイメージ。
のんさんの光の使い方本当にきれいだな…そしてCanonの魅力よ…
9枚目:
最後の1枚ということで、「私の思うCanonのお写真にできること」、をやってみました。
Canonのポートレートの温かみとか柔らかさがなによりも魅力だと思うので。暖色の色合いがめちゃくちゃ綺麗。
Nikonだとバリバリコントラスト彩度アゲアゲきっちりくっきり!みたいなのが得意だと個人的に勝手に思っております…その点Nikonはこういうふんわりとした綺麗なオレンジの光が出しにくいんだよなあ…その代わり青はめっちゃ綺麗よ。
数枚交換した中でやりたいのを1~2枚やりましょう、とか言いながら、あまりにも楽しくて今回も全部現像してしまいました。
もーーーモデルさんは可愛いしお写真はめちゃくちゃ綺麗だし、ライティングは素晴らしいし、お写真弄っているだけで沢山の発見があってものすごく勉強になって充実した時間を過ごせました。本当にありがとうございました!!!
私はやっぱりのんさんが現像した、のんさんのクリアなお写真が好きだなぁ。