お迎えについて思うこと

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Twitterは誰もが自由に呟くところなので、自分とは違う考え方があったり、嫌なことが書いてあったとしても、スルーするべきだよな、と思いつつやってきたのですが、ちょっと凹んでしまったので自分の日記として気持ちを書いておこうと思います。

あくまで自分のための忘備録で、この気持ちや考え方を誰かに強要するつもりも、違う考え方を否定するつもりもございません。

発端は「居残りワンオフ」お迎えして喜ぶのは妥協だ、とか、居残りや一本釣りには理由がある。(=誰もが欲しがるメイクやヘッドは人気なので居残りや一本釣りはそうではない存在だということ)という意見。

 

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これはすごく胸を抉ってスルー出来ませんでした。

 

居残りのお迎えにも色々あると思う。

すごーく欲しい子がいて、ワンオフの時間にどうしても行くことが出来なくて、ようやく辿り着けたときにまだ待っていてくれたとか。

欲しい子、もしくは欲しいヘッドや気になるヘッドがあるけれど、遠方なので諦めたものの、お迎え待ちと聞いて遠征する覚悟を決めたとか。

全く気に留めていなかった子だけれど、居残ったことで気になる存在になって、連れて帰りたくなってしまったとか。

最初から、みんなが欲しがる子ではなくて、居残る子の中からお迎えしようと決めている場合とか。

他にも、きっとオーナーさんの数だけ、お迎え理由はあると思う。

 

ひとつじゃなくて、複数の理由があることだってあると思う。

それこそ大本命の欲しかった子が手に入らなかったけれど、お迎えする気満々で臨んでいたから、他の気になる子連れて帰ろうかな、ということもあると思う。件の意見の人からしたらこれが妥協なのだろうか。

 

 

話はいったん変わって、うちの子のお迎え基準について書いてみたいと思う。

 

人気のあるヘッド、個性的なヘッド、オーナーさんの少ないヘッド…色々あるけれど、大前提としては自分が好きだ!可愛い!と思った子。

 

人気のあるヘッドの中にも気になる子、うちでお迎えしてみたい子はいるので、必要があれば戦っていかなければならないけれど、オーナーさんの少ないヘッドにも、ものすごく惹かれる。

ザ王道!も勿論好きだけれど、マイナーな世界、小さな愛好の世界も好き。ドール以外の世界でも、メジャージャンルにはメジャージャンルの良さがあるし、マイナージャンルにはマイナージャンルならではの良さがあるから。特にマイナージャンルにおける自分の居場所、みたいなものはとても心地よくて、そこで活動する自分の存在意義、みたいなものも見いだせる気がして。

すごく好きな憧れだったり素敵なお写真をよく見る王道のヘッドをお迎えすることも勿論あるけれど、写真を見かけることが少なくて、まだ自分でも魅力に気づいていないヘッドがあるんじゃないか、と思いながら日々新しい出会いにドキドキしています。

特にワンオフやフルチョにはそういう出会いがあると思うので、フルチョするときは、私はこのヘッドでしたい!という拘りが無いときは、色んなヘッドをみて、そしてなるべく昔のヘッドから探しています。

最初の候補には無かった番号の子達を、廃番になると知って急に気になったり、姉妹にしたいヘッドとすごく近いことに気づいたりしてワクワクフルチョしました。どちらも検索してもあまりお写真が出てこなくて、そしてようやく見つけたお写真の子達がとっても可愛くて決意したり。今フルチョしたい候補の子も、かなり初期のヘッドの子です。

 

特にすみかワンオフは偶然の出会いを楽しみにしているので、そもそもワンオフお披露目時に時間の都合をつけることができるか、とか、お迎えする余裕があるかとか、そんな条件が重なって見に行ける時点で、もうワクワクしてしまうのです。

 

サーシャはインスタの子目的で参戦したものの、店頭で見かけてものすごく気になってしまった子。

目的の子の抽選に負けてしまったことより、一巡目で希望者の居なかったサーシャの行く先が気になって気になって、居残りが確定した時点でお迎えさせてもらいました。皆が欲しがる子の幸せは約束されているのだから、誰も希望者がいなくて、全てを諦めたような雰囲気のこの子を幸せにしたいと思った。

これを妥協と呼ぶ人がいるかもしれないけれど、私にとっては、私の気持ちとしては、大切にしたい縁だと思ったのです。

確かにビアンカヘッドは今ではなかなか見かけないヘッドで、人気とはいいがたいかもしれない。でも私はそんなところを含めてサーシャが好き。ビアンカオーナーさんをみかけると本当に嬉しくなるし、なにより我が家でニコニコ幸せそうに笑ってくれるサーシャが大好きなんです。

 

零時は成長した統士郎の相手として、フルチョした子供時代の零時に似ている子が欲しかった。

前日に近隣のすみかを巡って、絶対にこの子だ!!!という子を見つけてしまって、眠れない夜を過ごしたし、ずっと胃が痛くてご飯も喉を通らなかったし、ガクガクしながら抽選に向かった。絶対に来てほしくて、もうその子に運命を感じてしまっていたから、とにかく怖かった。

結果は一本釣り。涙が出るほど嬉しかった。だって、誰もこの子を希望していなかった。私だけの、いや統士郎のために生まれて来てくれた子だと思っていいのだから。他の誰かが欲しかった子を、私のための子だったのよ、なんていえないけれど、一本釣りの子は、人の目を気にせずに、思う存分可愛がることができる。人気なんてなくて、誰もほしくなくたっていい。私が欲しいから。

そして先日、すみかワンオフで一人お迎えしたいな、と思ったものの、前日近隣のすみか全てを見に行く時間もなく、ワンオフ時間には用事が入っていた。最初から、用事がすんだ時、まだお迎え待ちの子がいるすみかがあったら行ってみて、とっても好きな子だったら連れて帰ろう、そう決めていた。とっても可愛い子が待っていてくれたので、お迎えを決めました。

一カ月後のお迎えが楽しみで、ワクワクしていたときに、件の居残りなんて…という意見をみてしまったので、楽しかった気持ちや、大事な子達との縁を踏みにじられたような気がして、普段ならなんてことなくスルーするのに、思いっきり刺さってしまった。

 

 

…と、ここまで書いてみて、こんなに自分の子達が好きなんだから、傷つくことないじゃん、と思えました。

そうだよ、自分が好きで来て欲しいと思い、来てくれた子のお迎えに、他者がどうこういったからって気にする必要ないのにね。

お迎えのペースにしたってそう。私は自分が欲しくて、うちの子達がOKしてくれると確信した子だけを、そしてちゃんと私なりに可愛がれると思った子をお迎えしているし、それぞれの子に役目がある。いつの日かは役目を終えた子を手放す日も来るのかもしれないけれど、それは全て自分で決めることだ。

私は今日はどの子と遊ぼうかなって、沢山の子達に囲まれている今の生活がすごく好きで心地よいから。でもそれは私のドールとの付き合い方だし、オーナーさんの数だけ、ドールとの関係性があっていいと思う。

 

そんなこんなでちょっとだけ、大事な子を貶められたような気がしてしまっていたけれど、解決した今日この頃。